伊那市議会 > 2019-06-10 >
06月10日-01号

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  1. 伊那市議会 2019-06-10
    06月10日-01号


    取得元: 伊那市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-08
    令和 1年  6月 定例会              令和元年6月            伊那市議会定例会会議録               (5-1)1.開会  令和元年6月10日(月曜日)午前9時30分---------------------------------------2.出席議員の氏名(21名)          1番     池上直彦          2番     小林眞由美          3番     田畑正敏          4番     馬場 毅          5番     原 一馬          6番     松澤 嘉          7番     三澤俊明          8番     宮原英幸          9番     白鳥敏明         10番     二瓶裕史         11番     野口輝雄         12番     唐澤千明         13番     唐澤 稔         14番     宮島良夫         15番     飯島 進         16番     飯島光豊         17番     黒河内 浩         18番     柴 満喜夫         19番     前田久子         20番     柳川広美         21番     飯島尚幸---------------------------------------  欠席議員の氏名                 なし---------------------------------------3.説明のため出席した者の職氏名       市長          白鳥 孝       副市長         林 俊宏       教育長         笠原千俊       総務部長        城取 誠       企画部長        飯島 智       文化スポーツ部     宮下宗親       市民生活部長      伊藤博徳       保健福祉部長      廣瀬宗保       農林部長        富山裕一       農林部参事       平山和徳       商工観光部長      竹村和弘       建設部長        伊藤 徹       建設部参事       佐野 勇       水道部長        守屋敏彦       教育次長        馬場文教       会計管理者       有賀明広       高遠町総合支所長    山崎大行       長谷総合支所長     有賀賢治---------------------------------------4.職務のため出席した事務局職員       事務局長        春日 武       次長          伊藤美千代       議事調査係長      大木島和道       主査          宮島真美       主査          久保田政志---------------------------------------5.議事日程   日程第1 会議録署名議員の指名について   日程第2 会期の決定について   日程第3 議案第1号 財産(物品)の取得について   日程第4 議案第2号 委託協定の変更について   日程第5 議案第3号 箕輪町との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について        議案第4号 南箕輪村との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について   日程第6 議案第5号 市道路線の認定について        議案第6号 市道路線の廃止について   日程第7 議案第7号 伊那市放置自動車等の発生の防止及び適正な処理に関する条例        議案第8号 伊那市自転車等の放置防止に関する条例   日程第8 議案第9号 伊那市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例        議案第10号 伊那市子育て支援センター条例の一部を改正する条例   日程第9 議案第11号 伊那市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例   日程第10 議案第12号 伊那市学童クラブ条例の一部を改正する条例   日程第11 議案第13号 令和元年度伊那市一般会計第1回補正予算について         議案第14号 令和元年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第1回補正予算について   日程第12 請願・陳情について--------------------------------------- △開会 午前9時30分 ○議長(黒河内浩君) おはようございます。先日、新しい議会改革度ランキングが発表になり、伊那市議会は全国の総合ランキングで39番目ということでした。全国の都道府県市町村議会合わせて1,400ほどあるうちの39番目ですので、かなり上位にあるものと思っています。特筆すべきはこれまで県内いつも2番目ということでしたが、今回初めて1番目になったという点が特筆すべき点だと思ってます。ただランキングに一喜一憂することなく、さらなる議会のあるべき姿を皆さんとともに求めていきたいと思います。 開会に先立ちまして、伊那市伊那市民憲章の唱和を行います。先唱者が唱和の方法を申し上げますので、説明に従って唱和していただきたいと思います。 では、次長のほうで。 ◎事務局次長(伊藤美千代君) それでは、唱和の方法について御説明いたします。 お手元の市民憲章をごらんください。議員の皆様は、タブレットの本日の会議資料をごらんください。 皆様で唱和をしていただく部分は本分、網かけをした部分でございます。 前文と後文は、私が朗読させていただきます。 本文については、私が「一つ」と言いましたら、皆さんでそろって網かけの部分の唱和をしていただくようお願いします。 それではよろしくお願いいたします。 ◎事務局長(春日武君) 御起立ください。 ◎事務局次長(伊藤美千代君) 伊那市民憲章、私たちのふるさと伊那市は、南アルプスと中央アルプスの雄大な山々に抱かれ、天竜川と三峰川の流れる豊かな自然のもと、人々は歴史を築き、文化の花を咲かせ、産業を育んできました。 私たちは、「生きがい」「働きがい」があり、暮らしやすく平和で希望にみちた伊那市を創造するため、ここに市民憲章を定めます。 一つ、美しい自然を愛し、住みよい環境を守ります。 一つ、歴史と文化を大切にし、心豊かな人を育みます。 一つ、人のつながりを大切にし、思いやりの輪を広げます。 一つ、心もからだも健やかに、明るい家庭と職場をきずきます。 一つ、かけがえのない命と、平和への願いを伝えます。 「行く川の水はさやけく 山なみに星美しき 伊那はまほろば このまちに生きる喜び このまちに香る文化を ともに語らん このまちの平和を願い 人々の夢を託して 輝く未来へ」 ◎事務局長(春日武君) 御着席ください。 ○議長(黒河内浩君) それでは続きまして、5月17日に就任されました黒河内貴教育委員から就任のごあいさつをいただきたいと思います。 黒河内委員は演壇にてお願いします。     (教育委員 黒河内貴君登壇) ◎教育委員(黒河内貴君) 皆様おはようございます。ただいま御紹介をいただきました、このたび伊那市教育委員に任命をいただきました高遠町西高遠に住んでおります黒河内貴と申します。 大変光栄な、また重要な役割ということですけれども、職責をきちんと全うできるように努力をしてまいりたいと思っておりますので、どうぞ議会の皆様にも御指導をいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) ありがとうございました。黒河内教育委員は退席していただいて結構です。     (教育委員 退席) ○議長(黒河内浩君) それではただいまから、令和元年6月伊那市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お配りしてあります議事日程表によって議事を進めてまいります。---------------------------------------会議録署名議員の指名について --------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、2番、小林眞由美議員、3番、田畑正敏議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定について --------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 今期定例会の会期は、本日から7月1日までの22日間にしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 御異議なしと認めます。よって、会期は22日間と決定いたしました。 ここで市長からあいさつがあります。 白鳥市長。     (市長 白鳥 孝君登壇) ◎市長(白鳥孝君) 関東甲信越地方も先日7日、平年より1日早く昨年より1日遅い梅雨入りとなりました。梅雨空の中で見ごろを迎えたバラが輝きを増し、伊那の風景に彩を添えております。この時期のしのつく雨には心配が尽きませんが、先日も伊那市災害対策本部訓練を行いまして、豪雨災害への備えを確認をしたところでございます。 本日は、令和元年6月市議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位におかれましては御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 先日、東京2020年オリンピックの聖火リレールートの概要が発表され、伊那市が聖火リレーのルートに選定をされました。県内では1998年長野冬季オリンピック日本アルプスの景観、すぐれた歴史文化などのPRを目的に、県内14の市町村が選定をされたもので、改めて伊那市の2つのアルプスが織りなす自然の景観が世界に誇るものであると実感するところであります。 伊那市において平和、希望の象徴である聖火リレーが実施をされることは、大変名誉なことでございます。聖火リレーは伊那市においては来年4月3日に実施される予定となっておりまして、多くの市民の皆様にも参画をしていただき、記憶に残る歴史的イベントとしていただくとともに、伊那市の魅力を国内外へ広く発信をし、未来へとつながっていく機会としてまいりたいと考えております。 さて、景気の動向でございますが、5月24日に発表をされた月例経済報告では、「景気は輸出や生産の弱さが続いているものの、緩やかに回復している」とされ、長野県内の景気は長野経済研究所の月例調査では「緩やかに回復をしているが、一部には弱さも見られる」としております。米中貿易摩擦の激化や、中国経済減速の影響から、製造業を中心に景気減速感は強まっている状況でございます。 伊那管内の雇用情勢につきましては、4月の有効求人倍率は1.54倍で、昨年4月の有効求人倍率の1.48倍を上回っており、雇用情勢判断は堅調に推移をしている状況となっておりますが、経済動向は予断を許さない状況でもあります。今後も引き続いて、経済動向を注視しながら、地域経済の活性化、若年労働者の地元定着やUIターンの推進に取り組む必要があると考えております。 それでは、最近の市行政の主な動きについて申し上げたいと存じます。 去る5月14日、トヨタ自動車とソフトバンクの共同出資会社、モネ・テクノロジーズ株式会社と伊那市は、次世代モビリティサービスに係る連携協定を締結し、協働してMaaS事業の取り組み、推進に取り組むことといたしました。今後は、車を単なる人や物の移動手段だけではなく、事、すなわちサービスの提供手段としての活用を図ってまいります。 また、その第一弾としてトヨタ・モビリティ基金の採択を受け、今後2年間にわたりMaaSと遠隔医療の組み合わせによる移動診療所「モバイルクリニック事業」を実施をいたします。 当該事業におきましては、医療機材を装備した専用車が地域へ出向き、ICTを使って車内空間と医療機関を結ぶことで、患者が来院をしたり、医師が往診をすることなく医療サービスの提供が図られる仕組みの構築を目指すものとしております。これによりまして、医師と患者双方の負担軽減や医療の最適化を図るとともに、社会課題となっております医師不足への対応につなげてまいります。 なお、事業経費につきましては、この6月定例会におきまして、補正予算に計上してございますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 移住・定住の取り組みでは、先日、一般社団法人日本経営協会による自治体総合フェア2019における特別企画「第11回協働まちづくり表彰」において、伊那市新山定住促進協議会上伊那農業高校による協働の取り組み、「里山新山 伊那市田舎暮らしモデル地域~新山全員が小学校・保育園の応援団~」が準グランプリを受賞いたしました。この受賞は、新山地区、上伊那農業高校の皆様の魅力ある取り組みが高く評価されたものであり、大変喜ばしいことでございます。 保健福祉の取り組みでは、従来から取り組んでおります子育て世代への支援を一層充実するため、4月から保育園における保育時間認定を短時間と標準時間に区分をして、8時間を超える保育を必要とする子供の保育料の負担軽減を図りました。 また、健やかで思いやりのある地域共生社会の実現の取り組みとして、今月1日よりボランティア活動を通じて、シニアの生きがいづくりや介護予防につなげ、あわせて人手の必要な介護事業所などを支援するため、「イ~ナ介護支援ボランティアポイント事業」を開始いたしました。 農林業振興の取り組みでは、5月11日から12日にかけて伊那市で開催されました第35回全国削ろう会信州伊那大会、この大会には430名の職人の皆さんが参加をし、来場者数は1万人を超えました。関係されました皆様に、感謝を申し上げる次第でございます。地域全体で協力の輪が広がり、伊那西高校、上伊那農業高校、高遠高校、箕輪進修高校、長谷中学校、伊那西小学校、伊那小学校などの皆さんの協力もありまして、大変な盛り上がりを見せました。 また、本大会は日本の大工技術の伝承を大きな柱に据えて取り組みを進めてまいりましたが、会場での鉋の削り体験など、今後につながることを期待するものでございます。 また5月27日には長野県、伊那市、信州大学、JA上伊那など12の機関でつくる研究チーム「信州伊那谷スマート農業実証コンソーシアム」により、第1回目となりますスマート農業大規模実証実験の実演会を、東春近田原地区で行いました。ドローンを使った水田への除草剤散布や、GPS位置情報を活用して自動操作で直進する田植え機の実演が行われました。高齢化による担い手不足、生産性の維持など農業の抱える課題解決のため、引き続いて先端技術による作業効率化、コストの低減効果等の実証を行ってまいります。 ことしの高遠城址公園のさくら祭りは、昨年より1週間繰り上げ、3月23日に公園開きを行い、開花宣言はほぼ例年並みの4月6日となりました。散り終わりの25日までの間、有料入園者数は約16万人で、昨年比4万人の増でした。また市民入園者数は約2万人でありまして、例年以上に赤みの強いタカトオコヒガンザクラを、多くの市民の皆様にもお楽しみいただけたものと思います。 4月23日には高遠のサクラを題材にした「高遠さくら路」を発売した御当地ソングの女王、水森かおりさんが来園され、記念植樹や伊那市観光大使の委嘱式を行いました。また昨日も、しんわの丘ローズガーデンにおいて、水森さんのミニコンサートが行われ、大変なにぎわいを見せてくれました。今後は観光大使として、伊那市を一緒に盛り上げていただければと願っております。 現在、高遠しんわの丘ローズガーデンのバラ祭り、中心市街地の「いなまちバラぶらり」がにぎわいを見せております。来年6月には、伊那市におきまして全国各地の加盟自治体が集い、全国ばら制定都市会議「ばらサミット」の開催が予定をされております。全国各地の加盟都市と情報交換、技術交流などを図りながら、バラを活用した花と緑にあふれる潤いあるまちづくりを推進してまいりたいと考えております。 産業立地事業では、5月24日に東京に本社を置く株式会社隆峯と土地売買契約を締結し、車屋産業適地B区画を提供することができました。同社は、業務用冷凍中華食品を製造し、学校給食や生協などに販売をしておりますが、このたび事業拡大のため新たな工場を伊那市に建設をしていただけるものとなったもので、来年度早々の操業開始と聞いております。地元雇用の創出、また地元野菜の利用など期待申し上げるものでございます。 建設事業の取り組みでは、リニア中央新幹線開通まで8年となり、いよいよリニア新時代を見据えた社会資本整備が本格化してまいります。国道153号伊那バイパスは、福島と野底間のトンネル約170メートルが、ことし2月に貫通し、「令和伊那トンネル」と名称が決まり、7月末の完成予定でございます。またその先線の橋梁の名称も「野底大橋」と決まり、順調に工事が進捗をしております。伊駒アルプスロードにつきましては、ことし2月に都市計画決定され、3月29日には、国直轄による権限代行整備の検討を行うための調査を行うことが決まりました。早期事業化に向けた大きな一歩を踏み出したところでございます。国、県、関係各位の皆様の御尽力に深く感謝を申し上げます。 学校関係では、学校施設関係では美篶小学校、西春近北小学校の新しい給食調理場が完成をし、年度当初から新しい施設で安心安全な給食を提供をしております。 昨年、11月の臨時会で補正予算をお認めいただきました小中学校のエアコン設置工事については、全ての学校で設置工事が順調に進んでおりまして、夏本番までに設置できる見通しでございます。 以上、市行政の主な動きにつきまして、御報告をさせていただきました。平成の時代が終わり、令和新時代がスタートをして1カ月余りが経過をいたしました。伊那市の未来をしっかりと見据え、さらなる飛躍を目指し、令和初年度の歩みを着実に進めてまいる所存でございます。 本定例会に提出いたします議案は、一般案件6件、条例案件6件、予算案件が2件の計14件でございます。詳細につきましては、担当部長から御説明申し上げますので、よろしく御審議をいただき御議決賜りますようお願い申し上げまして、あいさつとさせていただきます。 ○議長(黒河内浩君) 続きまして、教育長よりあいさつがあります。 笠原教育長。 ◎教育長(笠原千俊君) おはようございます。1年前、この席に立たせていただき、改正地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づきまして、議会の同意をいただき、市長より教育長に任命されたものとして、任を務めるに当たっての思い、決意を述べさせていただきました。それ以来、議会、市長部局を初め関係部局、また市民の皆様の御理解、御支援をいただいておりますことに、心よりお礼を申し上げます。まことにありがとうございます。 ただいまより本年度の教育委員会の方針について、述べさせていただきます。 「はじめに子供ありき」は伊那市の教育理念として、市民の皆様にも受けとめていただいているところと思います。今、理念と申しました。私たちは子供を、「学ぼう、伸びようとしている存在」として捉え、学校や公民館などでのさまざまな教育活動が子供に発し、子供の内側に結実する、実ることを願い、取り組みをつくってまいりました。 今後も私たちがよって立つ基盤としての、この「はじめに子供ありき」を大事に、小中学校を初めとする教育活動が、伊那の地の豊かな教育資源や、地域の皆様の教育力を支えに、子供たちに基礎的、基本的な学力、そして地域に対する愛着や心の豊かさを育むものとなるよう努めてまいりたいと考えています。 特徴的な取り組みとしては、例えばことしで5年目を迎え、第1期のまとめの年と位置づけている「暮らしのなかの食」の取り組みがあります。市が目指す、地域を支える第1次産業の農の循環を学校現場で具現するものとして、それぞれの学校で地域の皆様のお力も得ながら、取り組んでまいります。 また昨年度、全6校の中学生2年生ですが、が一堂に集まって開かれた「キャリアフェス」について、この議会で私からは、地域の皆様の思いに包まれて学ぶことのできる幸せを感じる旨を述べさせていただきました。初年度の成果に立ち、本年の取り組みについて検討を進めております。昨年に増しての御支援をお願いいたします。 5月には各地から、観測史上最も高い気温を記録したといった知らせがありました。伊那市では、小中学校や学童クラブ等に空調施設、設備を整えていただくことができました。順調に工事が進んでいることも、ありがたいことと思っております。あわせてICT機器についても、本年度で全小中学校に設置が完了します。学校を訪問しますと、書画カメラなどを使いこなす教員の姿も多く見られるようになり、子供たちの学びの質の高まりが期待できると感じています。 また、伊那市史の編さんについては、職員、担当者の体制を整え、もろもろの資料の収集・整理を着実に進めてまいります。 一方、いじめや虐待にかかわる事案が依然として多く報じられています。伊那市では、小中学校に特別支援教育支援員や介助員、また相談員や学習指導のための教員を多く配置しています。そのように配置した教員などの取り組みにより、一人一人の子供に教育の営みが届いていくよう努めていきたいと考えています。 私は昨年、4つの平仮名言葉を挙げました。「つながる」「つたえる」「まなぶ」「しっかり」これは確実にという意味合いで使いますが、の4つです。今改めて庁内の関係部局や関係機関とのつながりの中で、取り組みをつくっていくことが大切であると感じています。例えば、保育園と学校、学童クラブと学校、また公民館と学校など学校について挙げても、いろいろなつながりが出てきましょう。さらに安全な通学路をつくっていくことや、中学生の部活動の一層の改善を図っていくために、地域や関係する団体などとのつながりを大事にし、子供たち、また市民の皆様のための取り組みを確実に進めていきたいと考えております。 最後に、教育委員会は本年度、職務権限の移管に伴い、組織が新たになりました。新しい組織の運営の円滑化と確実な業務の推進が本年度の取り組みの大きな柱となりますが、その柱を支えるのは、学校の授業や公民館の講座などの日常的な取り組みです。そうした取り組みの一層の充実を図ってまいりたいと考えております。御批判と御理解、御支援をいただけますようお願いいたします。 令和元年度の教育委員会の方針、運営、取り組みについて述べさせていただきました。よろしくお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) 御苦労さまでした。---------------------------------------
    △議案第1号 財産(物品)の取得について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第3、議案第1号「財産の取得について」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 城取総務部長。     (総務部長 城取 誠君登壇) ◎総務部長(城取誠君) それでは、議案書の3ページをお願いいたします。 議案第1号「財産(物品)の取得について」御説明をいたします。 提案の理由でございますが、下段にございますとおり、公用で使用しておりますバス車両を更新するため、市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例、第3条の規定によりまして、議会の議決をお願いをするものでございます。 記書きをごらんをいただきまして、1の取得物品でございますが、現在本庁に配置しております公用バス3台のうち、中型車両1台につきまして、経年劣化による車体等の劣化が著しいことに伴いまして、新車購入により更新を図りたいというものでございます。 2の取得の方法でございますが、指名競争入札による契約でございまして、3の取得金額は2,047万1,198円。4の契約の相手方につきましては、伊那市美篶5812番地5、長野日野自動車株式会社伊那営業所、所長、久保村誠氏でございます。 今回の契約につきましては、納入期限が令和2年3月25日としてあるわけでありますけれど、本日、議会の議決をいただきまして、本契約の締結を行い、できる限り早期の納入を図りたいと考えているものであります。 取得車両の詳細につきましては、議案関係資料の3ページにございますので、後ほど御確認をいただきたいと思います。 以上、よろしく御審議をいただき御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) ただいま議題となっております議案第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第1号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。 御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、討論を終結いたします。 これより議案第1号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立) ○議長(黒河内浩君) 起立全員であります。 よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第2号 委託協定の変更について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第4、議案第2号「委託協定の変更について」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤建設部長。     (建設部長 伊藤 徹君登壇) ◎建設部長(伊藤徹君) それでは、議案書の4ページをお願いいたします。 議案第2号「委託協定の変更について」を御説明いたします。 今回の提案いたします内容は、平成29年11月14日付で締結した荒井富士山橋補強工事に関する協定金額が変更になるため、伊那市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例、第2条の規定により、議会の議決をお願いをするものでございます。 記書きの協定金額について、変更前1億7,269万9,697円を1億7,557万9,425円に変更したいというものでございます。 概要について御説明いたしますので、議案関係資料の4ページをお願いいたします。 工事名は荒井富士山橋補強工事、相手方は中日本高速道路株式会社、名古屋市所長、近藤清久であります。 変更前の協定金額につきましては、先ほど御説明したとおりでありまして、287万9,548円の増額となります。 変更工事の概要につきましては、1、橋梁内部の炭素繊維補強に関する変更、2、上記変更に伴う施工管理費、事務的経費の変更であります。 また増工に伴い、工事期間の延長をお願いいたします。変更前の平成29年11月14日から、令和元年6月30日を、平成29年11月14日から令和元年9月30日までとし、3カ月の延長をお願いいたします。変更前の工事期間が、令和元年6月30日であり、この6月定例会の最終日が7月1日となるため、即決議案として提案させていただくものでございます。 おめくりいただきまして、5ページは荒井富士山橋の位置図でございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) 伊藤建設部長、さっきその協定金額の変更後の金額が、議案書の記載されている金額と口頭で言った金額と違ってましたので、もう一回はっきりと金額、変更前と変更後の金額を言ってください。 ◎建設部長(伊藤徹君) 失礼いたしました。 協定金額につきまして、変更前1億7,269万9,697円、変更後1億7,557万9,245円でございます。失礼いたしました。 ○議長(黒河内浩君) ただいま議題となっております議案第2号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。 これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第2号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。 御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 御意見ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、討論を終結いたします。 これより議案第2号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立) ○議長(黒河内浩君) 起立全員であります。 よって、議案第2号は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第3号 箕輪町との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について △議案第4号 南箕輪村との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第5、議案第3号「箕輪町との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について」、議案第4号「南箕輪村との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について」の2案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 飯島企画部長。     (企画部長 飯島 智君登壇) ◎企画部長(飯島智君) 議案書の5ページをお願いいたします。 議案第3号「箕輪町との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について」を御説明を申し上げます。 本議案は、箕輪町との間において平成28年1月7日に締結をいたしました伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更につき、地方自治法第96条第2項の規定による議会の議決すべき事件を定める条例、第2条第2項の規定に基づき議決を求めるため提案するものでございます。 初めに、これまでの経過等につきまして触れさせていただきたいと存じます。 本市では、平成27年6月25日に圏域全体のマネジメントを担う旨の中心市宣言を行い、同年12月定例会にて関係町村との協定締結の議決、翌28年8月に当該圏域の将来像や推進すべき事業等を定める共生ビジョンを策定、また同年12月定例会にて、子育て環境の充実に関する取り組みを追加する旨の協定変更の議決をいただく中で、圏域一丸となった施策の展開に努めてきたところでございます。 今回、議決をお願いいたします協定変更の内容につきまして御説明をいたしますので、お手数ですが別冊の議案関係資料6ページをごらんいただきたいと思います。 伊那地域定住自立圏形成に関する協定書新旧対照表でございます。現在、協定に掲げる事業分野につきましては、産業振興、福祉、地域公共交通及び人材育成等の4本立てとなってございますが、今回の変更により一つ目には6ページから7ページに記載がございます産業振興分野において、新たに企業立地及び雇用創出の促進に向けた取り組みを加えることで、ふるさと融資制度等の活用による企業活動の活性化や連携強化につなげていくものでございます。 2つ目に、7ページから8ページに記載がございます地域公共交通分野におきまして、現在本市が取り組んでおりますAIによる最適運行自動配車サービスの実用化に向けた取り組みを加えることで、地域の皆様の移動にかかわる利便性の向上や、地域で暮らし続けることのできる環境の整備を図るものでございます。 なお、当該事業におきましては、当面本市における取り組みを先行的に実施し、社会実装へと移行した段階で関係町村への普及拡大につなげてまいります。 以上、当市議会及び箕輪町議会におきまして、当該の協定変更をお認めいただいたのち、伊那市長及び箕輪町長による調印を行うこととなりますので、あらかじめ御承知をいただきよろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、議案書の10ページをお願いいたします。 議案第4号「南箕輪村との伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更について」御説明を申し上げます。 本議案は、南箕輪村との間において、平成28年1月7日に締結をいたしました伊那地域定住自立圏形成に関する協定の変更につき、地方自治法第96条第2項の規定による議会の議決すべき事件を定める条例、第2条第2項の規定に基づき、議決を求めるため提案するものでございます。 今回、議決をお願いいたします協定変更の内容につきましては、先ほど御説明を申し上げました箕輪町との協定変更に係る議案と同様でございますので、改めての説明につきましては省略をさせていただきたいと存じます。 以上、当市議会及び南箕輪村議会におきまして、当該の協定変更をお認めいただいたのち、伊那市長及び南箕輪村長による調印を行うこととなりますので、あらかじめ御承知をいただき、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。 御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。た。 ただいま議題となっております議案第3号、議案第4号の2案は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第5号 市道路線の認定について △議案第6号 市道路線の廃止について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第6、議案第5号「市道路線の認定について」、議案第6号「市道路線の廃止について」の2案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤建設部長。     (建設部長 伊藤 徹君登壇) ◎建設部長(伊藤徹君) 議案書の15ページをお願いいたします。 議案第5号「市道路線の認定について」御説明いたします。 御提案いたします議案は、道路法第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 認定をお願いいたします路線は、路線番号I-1692、路線名が山の神9号線、路線番号I-1693、路線名が荒井指定560号線の2路線でございます。 提案理由でございますが、下段にございますとおり宅地造成により整備された道路であり、市民の生活に特に重要であるので、提案するものでございます。 位置及び詳細につきまして議案関係資料で御説明いたしますので、お手数ですが議案関係資料の9ページをお願いいたします。 議案第5号関係資料、市道路線認定位置図は図面上が北となる伊那市陸上競技場北側の荒井地区で、認定をお願いします2路線をお示ししています。1路線目は、図面中央上段、伊那市荒井横山2号線と、市道山の神2号線とを結ぶ破線でお示しした路線で、路線番号I-1692、路線名が山の神9号線、起点は荒井4711番15先、終点は4711番20先でございます。 2路線目は、図面中央市道小黒原石塚線から右下に伸びております路線で、破線でお示しした路線で、路線番号I-1693、路線名が荒井指定560号線、起点は荒井4504番1先、終点は荒井4505番5先でございます。 延長及び幅員につきましては、それぞれごらんいただきたいと思います。 議案第5号は以上でございます。 続きまして、議案第6号を御説明いたしますので、お手数ですが議案書の16ページにお戻りください。 議案第6号「市道路線の廃止について」を御説明いたします。 御提案いたします議案は、道路法第10条第3項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 廃止をお願いいたします路線は、路線番号I-7230、路線名が大萱団地5号線でございます。提案理由でございますが、下段にございますように、県営住宅大萱団地の整備に伴い廃止するため提案するものでございます。 位置及び詳細につきまして、議案関係資料で御説明いたしますので、お手数ですが議案関係資料の10ページをお願いいたします。 議案第6号関係資料、市道路線廃止位置図は、図面上が北となる西箕輪、大萱地区で、廃止をお願いいたします路線の位置を点線でお示ししております。本路線は県営住宅大萱団地内を通る市道であり、県営住宅を建築するため廃止をお願いするものであります。 図面中央の市道大萱中央線から、県営住宅大萱団地を通り市道大萱南1号線を結んでいるのが、路線番号I-7230、路線名が大萱団地2号線で、起点の西箕輪7200番23先から終点西箕輪7004番先まで、全線の廃止をお願いするものでございます。 延長及び幅員につきましては、それぞれごらんいただきたいと思います。 議案第6号の説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第5号、議案第6号の2案は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第7号 伊那市放置自動車等の発生の防止及び適正な処理に関する条例 △議案第8号 伊那市自転車等の放置防止に関する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第7、議案第7号「伊那市放置自動車等の発生の防止及び適正な処理に関する条例」、議案第8号「伊那市自転車等の放置防止に関する条例」の2案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤市民生活部長。     (市民生活部長 伊藤博徳君登壇) ◎市民生活部長(伊藤博徳君) それでは議案第7号について御説明申し上げますので、議案書の17ページをお願いいたします。 「伊那市放置自動車等の発生の防止及び適正な処理に関する条例」でございます。 初めに、提案理由を御説明しますので、お手数ですが20ページまでお進みください。 20ページ下段は、提案理由でございます。現在、公共施設における放置自動車については、伊那市放置自動車処理要綱に基づき対応しておりますが、放置行為者への罰則規定を設けることにより抑止力を高め、手続の明確化と警察との連携を強化するため、放置自動車等の発生の防止及び適正な処理について新たに条例の制定を提案するものでございます。 次に、条文の内容について御説明いたしますので、お手数ですが17ページにお戻りください。 17ページ、第1条は趣旨、第2条は用語の定義を、第3条から第5条では関係者の責務を、第6条では放置の禁止を定めております。第7条からは処理の流れで、7条の通報を受け、おめくりをいただき第8条及び第9条で調査を行うと同時に、第10条で放置車両に警告書を貼付し、所有者に対し適正な処理を促します。その後、所有者が確認できた場合は、第11条の撤去勧告、第12条の撤去命令を経て、撤去に従わない場合は第13条で公表できるとしています。 次の第14条は、状況により車両を移動及び保管できると定めたもので、おめくりをいただき第15条及び第16条では、所有者が不明もしくは連絡先が不明の場合で、警告書の貼付後30日を経過した車両については、2週間の告示期間を経て一般廃棄物と認定し、撤去及び処分ができるとするもので、第18条は移動・保管または撤去及び処分に要した費用を請求できるとしたものでございます。 第20条は規則への委任規定で、第21条及び第22条は罰則規定を定めたものでございます。 おめくりをいただき、20ページ中段は附則で、この条例はお認めいただいたのち、周知期間を経て令和元年10月1日から施行するものでございます。 議案第7号については、以上でございます。 おめくりいただきまして、次に議案第8号について御説明申し上げますので、議案書の21ページをお願いいたします。 伊那市自転車等の放置防止に関する条例でございます。 初めに提案理由を御説明いたしますので、おめくりをいただきまして22ページをごらんください。 22ページ下段は、提案理由でございますが、これまで本市には放置自転車の処理に関する定めはなく、落とし物として警察への届け出により対応してまいりましたが、所有者情報の警察への照会を可能にし、所有者への連絡から処理までを市単独で行うことができるようにするため、自転車等の放置防止及び適正な処理について、新たに条例の制定を提案するものでございます。 次に条文の内容について御説明いたしますので、お手数ですが21ページにお戻りください。 21ページの第1条は趣旨を、第2条は用語の定義、第3条から第5条では関係者の責務を定めております。第6条は放置された自転車への対応として、第1項では警告書の貼付により、所有者に対し適正な処理を促し、第2項から第4項では状況により放置自転車を移動し保管できると定めております。 おめくりをいただきまして、第7条は保管した放置自転車について、所有者に通知し、告示後6カ月経過した後も、所有者に返還できない場合、所有権が市に帰属することを定めたもので、帰属後処分を行うものです。 第8条は移動・保管等にかかる免責で、第9条は規則への委任規定でございます。 次は附則で、この条例はお認めいただいたのち、周知期間を経て令和元年10月1日から施行するものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第7号、議案第8号の2案は、社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第9号 伊那市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例 △議案第10号 伊那市子育て支援センター条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第8、議案第9号「伊那市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例」、議案第10号「伊那市子育て支援センター条例の一部を改正する条例」の2案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 廣瀬保健福祉部長。     (保健福祉部長 廣瀬宗保君登壇) ◎保健福祉部長(廣瀬宗保君) 議案書の23ページをお願いいたします。 議案第9号「伊那市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明をいたします。 初めに提案理由でございますが、福祉医療費給付金の対象者の範囲を拡大するため、提案するものでございます。 改正内容につきまして御説明いたしますので、議案関係資料11ページをお願いいたします。 条例の新旧対照表でございます。 第2条第2号イは、給付金の支給対象となる障害者の範囲を療育手帳の交付を受けた方のうち、現行では障害の程度が「B1以上」としているものを、「B2以上」に拡大するもの。 次の第3条第2項第8号は、障害の程度が「B1」以上の方にかかる所得制限を規定するもの。 おめくりいただきまして、第9号は障害の程度がB2の方にかかる所得制限を規定するものであります。 お手数ですが、議案書の23ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例は令和元年8月1日から施行するものでございます。 議案第9号の説明は以上でございます。 おめくりいただき、24ページをお願いいたします。 議案第10号「伊那市子育て支援センター条例の一部を改正する条例」につきまして、説明いたします。 初めに提案理由でございますが、伊那市美篶子育て支援センターを廃止し、旧高遠保育園を活用して伊那市高遠子育て支援センターを設置するため提案するものでございます。 改正内容について御説明いたしますので、議案関係資料13ページをお願いいたします。 条例の新旧対照表でございます。第2条は名称及び位置に係る規定で、「伊那市美篶子育て支援センター」、「伊那市美篶3107番地1」を削除し、「伊那市高遠子育て支援センター」、「伊那市高遠町西高遠532番地」を追加するものです。 議案書の24ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例の施行日を現在行っております改修工事の完了等を考慮いたしまして、令和元年7月25日とするものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第9号、議案第10号の2案は、社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第11号 伊那市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第9、議案第11号「伊那市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤市民生活部長。     (市民生活部長 伊藤博徳君登壇) ◎市民生活部長(伊藤博徳君) 議案第11号について御説明申し上げますので、議案書の25ページをお願いいたします。 伊那市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例でございます。 改正の内容でございますが、中段にございますように錦町新地公衆便所を廃止するもので、当該公衆便所は錦町新地の奥、JR路線際に設置をされていますが、近くには伊那図書館前に錦町さわやかトイレが整備をされており、また各飲食店にトイレが整備されたこと等から、トイレの移管・廃止について地元と協議を行う中で、廃止の了承をいただいたものでございます。 施行日は、周知期間も含め令和元年8月1日とするものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第11号は、社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第12号 伊那市学童クラブ条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第10、議案第12号「伊那市学童クラブ条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 馬場教育次長。     (教育次長 馬場文教君登壇) ◎教育次長(馬場文教君) 議案書の26ページをお願いいたします。 議案第12号「伊那市学童クラブ条例の一部を改正する条例」について御説明いたします。 提案理由でございますが、現在改築工事を進めております高遠小学童クラブの移転に伴いまして、位置を変更するため提案するものでございます。 改正内容を御説明いたしますので、議案関係資料の15ページをお願いいたします。 伊那市学童クラブ条例の新旧対照表でございます。 第2条では名称及び位置について、規定してございます。高遠小学童クラブの位置を「伊那市高遠町西高遠465番地」から「伊那市高遠町西高遠532番地」に改めるものでございます。 恐れ入りますが、議案書の26ページにお戻りください。 附則でございますが、この条例の施行日を現在行っております改修工事の完了日を考慮いたしまして、令和元年7月25日とするものでございます。 説明は以上です。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第12号は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第13号 令和元年度伊那市一般会計第1回補正予算について △議案第14号 令和元年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第1回補正予算について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第11、議案第13号「令和元年度伊那市一般会計第1回補正予算について」、議案第14号「令和元年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第1回補正予算について」の2案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 城取総務部長。     (総務部長 城取 誠君登壇) ◎総務部長(城取誠君) それでは、補正予算書の5ページをお願いいたします。 議案第13号「令和元年度伊那市一般会計第1回補正予算について」御説明をいたします。 まず本文2行目の、なお書き以下でありますが、3月議会で議決をいただきました平成31年度予算ですが、このたびの改元に伴いまして、今後、「令和元年度予算」と表示をさせていただきたい旨を記載をしております。 次に、第1条は歳入歳出それぞれ4億6,040万円の追加をお願いいたしまして、総額を327億4,640万円とさせていただくものであります。今回、計上いたします主な事業ですが、新たな国・県などの補助金交付金の対象となった、または採択見込みとなりましたアルカディア構想事業、スマート農業技術の開発・実証事業、畜産クラスター事業などでございます。 今回の補正後の予算規模は、前年度同期と比較をいたしまして2.6%の減でございます。 第2条は地方債の補正ですが、別表で御説明申し上げます。おめくりをいただき8ページをお願いいたします。 8ページ、第2表地方債補正のうち、1は追加で公共事業等債は県に対する道路改良負担金に充てるため追加するもの。その下の2は、変更で合併特例事業債は特定路線整備の財源組み替え等に対応するため、限度額を2,740万円増額するもの。過疎対策事業債は長谷地域ケーブルテレビネットワークの光化等に対応するため、限度額を2,520万円増額するものであります。 次に、歳出予算の補正内容から御説明をいたします。恐れ入りますが、18ページをお願いいたします。 18ページからは歳出でございます。2款総務費、1項1目、右ページ、防災対策ですが、長野県市町村振興協会補助金の採択を受けまして、自主防災組織の備品等に対する補助を行うもの。その下、2目文書広報費の広報ですが、長谷地域ケーブルテレビネットワークの光化のため、国庫補助金の一部を補助対象額の精査によりまして、過疎対策事業債に組み替えるものでございます。 その下、6目企画費のうち新産業技術推進では、地方創生推進交付金に活用するアルカディア構想事業のうち地域内のコミュニケーションツールを構築するシェアリングエコノミー事業や、トヨタモビリティ基金助成金を活用して「MaaS」と遠隔医療を組み合わせたモバイルクリニック事業などを実施するものでございます。 その下、交通対策はドアツードアの乗り合いタクシーの導入に係る業務委託で、これは事業費の80%が特別交付税の対象となっております。また、地域自治振興は、コミュニティ振興事業として野底区など2団体が実施する灯籠、太鼓等の購入に対して補助するもの。 このページ一番下の人口増推進は、おめくりをいただきまして20、21ページになりますが、先ほど新産業技術でも計上させていただきましたアルカディア構想事業のうち移住者向けの住宅立地に係る調査分析を行うプレミアムリュージョンや、家族構成の変化に応じて間取りを自由に変えられるグローアップハウスの開発などを実施するものでございます。 20ページ、情報管理費の情報管理ですが、市役所の業務をソフトウエア上で自動化するRPA、ロボティック・プロセス・オートメーションを導入するための経費を計上をしております。 おめくりをいただき、22ページになります。 22ページ、4款衛生費ですが、1項2目の右ページ、母子保健ですが、このたび市内の法人からいただきました寄附金を財源に、保健指導用の備品を購入をするもの。また、その下、3目環境衛生費の公衆トイレは、荒井錦町新地にございます公衆トイレの解体費用を計上するものであります。この公衆トイレの廃止議案につきましては、先ほど御説明をさせていただきました別途提案をさせていただいております。 おめくりをいただき24ページ、6款農林水産業費でございます。 1項2目農業総務ですが、スマート農業技術に係る実証試験用の備品を購入し、市内の農業法人に貸与するものでございます。財源には国の補助金を受けました信州伊那谷。 ○議長(黒河内浩君) 城取部長、マイクの入りが悪いから、もう少し大きな声で、マイクも近づけて話してください。 ◎総務部長(城取誠君) わかりました。 財源には国の補助金を受けた信州伊那谷スマート農業実証コンソーシアムからの委託金を充てます。 その下、3目の特産振興は地方創生推進交付金を受けて実施をする「あぐりスクール」運営のための委託料を増額するもの。さらに、4目の畜産振興は、いわゆるトンネル補助により市内の畜産業者の畜舎等の整備に対して補助する畜産クラスター事業でございます。 また、6目農業公園管理運営は、みはらしファームのダチョウ牧場のフェンスを修繕するほか、イベント用備品を寄附金を充てて購入するものでございます。 このページ一番下の2項3目林業振興施設等管理は、小黒川渓谷キャンプ場のシャワー棟のボイラー取りかえに係る指定管理者への負担金を計上するものであります。 おめくりをいただき、26ページですが、26ページは7款商工費でございます。 1項3目観光企画は、女性目線で山岳高原観光の振興を図るため、新たな地域おこし協力隊を募集するための諸経費を計上するものであります。 おめくりをいただき28ページ、28ページは8款土木費でございます。2項3目特定路線ですが、支出科目の組み替えのほか、国庫支出金と地方債との財源組み替え、またその下の道路改良負担金等は高遠町地区の電柱地中化など、長野県実施事業に対する負担金を増額するもの。道路防災は美篶上川手の市道六道原3号線において、道路脇の石積みを改修するもの。 また、4目橋梁維持は、当初予算でお認めをいただきました中央道に係る荒井富士山橋の修繕委託料を増額し、一部財源を組み替えるものでございます。 ページ一番下の5項1目市営住宅施設維持は、大萱市営住宅建てかえに向けて、居住者移転用の既存住宅の改修費を増額するものでございます。 おめくりをいただき、30ページは10款教育費でございます。 3項2目中学校教育振興は、県支出金を財源に道徳教育の充実を図るため、事業公開や研究発表会を実施するもの。その下、6項1目社会教育総務は、長野県市町村振興協会等の補助を受け、地区の行う施設備品の整備等に対して補助を行うものであります。 その下、4目学童クラブですが、市内法人からの寄附を受けまして、学童クラブで使用する机を購入するものでございます。 さらに5目文化財保護ですが、高遠石工映像記録や情報発信を実施するもの。またこのページ一番下の、7項2目体育施設整備は、市内法人からの寄附を受けまして、バスケットボール競技に使用する備品を購入するものでございます。 以上が歳出でございます。 次に歳入につきまして御説明をいたします。お手数ですが、14ページにお戻りください。 14ページからは歳入でございます。16款国庫支出金は、右ページをごらんをいただきまして、ケーブルテレビネットワーク光化促進事業補助金は、対象事業費の精査に伴う補助金の減額、地方創生推進交付金はアルカディア構想事業とあぐりスクール事業に対する交付金、情報推進技術利活用事業費補助金は先ほど御説明をいたしましたRPA事業に対する補助金、社会資本整備総合交付金は国の内示に伴う予算額の減額でございます。 その下、17款県支出金は、畜産クラスター事業に対する補助金と、道徳教育の授業公開や研究発表会などのための委託金。 さらに、19款寄附金でございますが、歳出予算説明の際にも申し上げました4つの事業に充当をさせていただきます市内法人からの寄附金、合計100万円でございます。 次の21款繰越金は、今回の6月補正予算に係る一般財源に充当するもの。 このページ一番下の22款諸収入につきましては、トヨタモビリティ基金助成金は、モバイルクリニック事業に対する助成金。スマート農業技術の開発実証プロジェクト委託金は、スマート農業実証試験用備品の購入に対する委託金でございます。 おめくりをいただき、16、17ページ。17ページの長野県市町村振興協会補助金とコミュニティ事業助成金は、充当先は歳出予算で御説明をしたとおりでありますが、ともに宝くじの収益金をもとにした補助金助成金で、その下の23款市債は、先ほど第2表、地方債補正及び歳出予算の中で御説明をしたとおりの内容でございます。 以上が、一般会計の第1回補正予算の御説明でございます。 続きまして、35ページをお願いいたします。 議案第14号「令和元年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計第1回補正予算」でございます。 まず、本文3行目のなお書きにつきましては、一般会計と同様、元号表示を「令和」に統一させていただきたい旨を記載しております。 次に、第1条は歳入歳出それぞれ3,050万円の追加をお願いいたしまして、総額を1億6,380万円とさせていただくものであります。今回の補正の主な内容は、住宅用地の売却に伴い、所要の歳入歳出予算の計上をお願いするものであります。 歳出から御説明をいたします。恐れ入りますが、46ページをお願いいたします。 46ページ、歳出1款1項1目公有財産管理活用ですが、住宅用地売却に伴う不動産売り払い収入を土地取得基金に積み立てるものであります。今回売却をいたしましたのは、中央区北町の住宅用地、約1,960平米で、元伊那東保育園の跡地に当たるものであります。この積み立てによりまして、土地取得基金の残高は5億9,100万円余になる予定でございます。 次に歳入予算について御説明をいたします。お手数ですが、44ページにお戻りをいただきたいと思います。 44ページ、歳入でございます。 1款2項1目不動産売り払い収入は、先ほど御説明をいたしました住宅用地の売却によるものでございます。 以上、公有財産管理活用事業特別会計第1回補正予算について、御説明をいたしました。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第13号、議案第14号の2案は、付託表のとおり所管の各委員会に付託いたします。--------------------------------------- △請願・陳情について --------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第12、請願・陳情が文書表のとおり提出されております。 紹介議員になっている方もありますので、補足説明のある方の発言を許します。 よろしいですか、それでは本件は文書表のとおり、所管の各委員会に付託いたします。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会といたします。 御苦労さまでした。 △散会 午前10時42分 地方自治法第123条第2項の規定により署名をする。       伊那市議会議長       伊那市議会議員       伊那市議会議員...